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2008年1月26日 (土)

GPシリーズより プログラム構成

スピンの図解を見て下さった方々、参考になりましたでしょうか?
せっかくブログも借りたことですし、この機会にちょっとずつ自己満足な統計データなどを紹介していこうと思います。

「近頃のプログラム構成はなんだか似たり寄ったり」という声を耳にします。

そこでプログラムの構成要素の順番がちょっぴり変わっているプログラムを、シニアGPシリーズの男女シングルのプログラムから探して紹介してみます。
まずわかりやすいところで、プログラムのはじめとおわりに注目です。

<ジャンプ以外の要素で始まるプログラム>
◆男子
スティーヴン・キャリエール SP CiSt
ショーン・ソーヤー FS CCoSp
◇女子
キミー・マイズナー SP SpSq
ベアトリサ・リャン SP CCoSp,FSSp
レスリー・ホーカー SP LSp
金彩華 FS FSSp

最初リャン選手が抜けていたので後から追加しました。ベベごめんなさい!

ジャンプ以外ではじまるプログラムはやはり少ないですね。どの選手も難しいジャンプをはじめに片付けてしまうというのがセオリーになってきています。
五十嵐さんの本によれば、かつてのステップなどから始まるプログラムは、最初に準備体操をするような感じで体を温めてからジャンプに向かうという狙いもあったそうです。
しかし現在のステップは準備体操どころではなく、もっとも足を疲れさせる要素になってしまっていますから、そういう点でも他の要素ではじめづらくなっているのでしょう。
ジュニアでは、長洲選手がフリーの最初にスパイラルを行っていますね。

この中でお気に入りのプログラムは、ソーヤー選手のフリー。
逆回転スピンに、クライマックスはスパイラルとなんでもありな感じのプログラム。ソーヤー選手でなくてはできないオリジナリティ満載です。音楽も、メロディラインのくっきりしたものではありませんが、私は聴いていてとっても気持ちよくなります。

続いて、終わり方に注目してみましょう。

<スピン以外の要素で終わるプログラム>
◆男子
ジェレミー・アボット SP,FS SlSt
ライアン・ブラッドリー SP SlSt
ヤニック・ポンセロ SP CiSt
南里康晴 SP SlSt
ジェレミー・コロ SP CiSt
◇女子
浅田真央 FS 2A
カロリーナ・コストナー FS 2A
キミー・マイズナー SP SlSt
ミラ・リュン SP CiSt
アレクサンドラ・イエフレワ FS CiSt
澤田亜紀 SP 2A

こちらは結構いろいろな終わり方がありますね。
華やかなバックスクラッチで演技を締めくくるのは昔から一般的だったようですが、静かに終わったり唐突に終わる音楽にはスピンでの締めは合わないかもしれません。そんなとき、多様な音楽に合わせやすいステップやアクセントをつけるジャンプなどの結末は、かなり有用といえるでしょう。
昨シーズンは高速スピンを大得意とする村主選手がボレロの音楽をステップで締め、ドーナツスピンでクライマックスを作れる中野選手もシンデレラの結末はダブルアクセルにしてきました。
今年はローリー・ニコルが女子選手達にそういった音楽を用意してダブルアクセルを上手に使ってあげています。もちろんジャンプの得意な選手だからこそさまになる締めくくりです。

一方、男子はジャンプで終わるプログラムはありませんね。
男子は軽やかなジャンプより力強いジャンプの印象を与えた方が得策でしょうし、ダブルアクセルで終わったりするとかえって「しょぼっ!」ってな印象になってしまうからかもしれません。
最後にトリプルアクセルで終わるプログラムなどあったら興奮して鼻血が出てしまいそうです。でも、男子選手は瞬発力の必要な動作をふんだんに使いますから、そんな体力を最後まで残しておくのは本当に大変なのでしょうね。

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