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2008年1月29日 (火)

女子のアクセル

GPシリーズのジャンプのまとめ、女子の最後になりました、ダブルアクセルです。

欧州選手権や全米選手権の話題が今ホットですけれど、そんなこととは全然関係なくてすみません。ていうかうちにはCS入れていないんです。
欧州選手権の方はYouTubeでいくつか演技を見ております。アイスダンスの得点はいい感じでしたが、あとは全体にベストパフォーマンスとはいえない出来が多かったようです。ヴェルネル選手によると、少し氷が硬かったとか。けれども、世界選手権に向けて、みなさんいい形で課題を見つけていけていたらいいですね。

さて、本題です。ダブルアクセルはショートプログラムの必須要素、またフリーにおいてもいずれかのアクセルジャンプを入れなければならないことになっており、女子ではもっとも一般的なジャンプと言えるかもしれません。
そこで、少し集計方法を変えてみました。特にフリーでは、最高3回まで跳べるうえシークエンスにも使えて、とにかく用途が広い。プログラム中でどんな風に使われることが多いのか、最後にいろいろと考察してみました。

<ダブルアクセル>

◆SP
・1≦GOE<2のジャンプ 11
・0≦GOE<1のジャンプ 47
・GOE<0のジャンプ 12
・ダウングレードのジャンプ 3
・シングルになったジャンプ 2
ベストGOE 金妍兒(GPファイナル) +1.4

◆FS
・1≦GOE<2のジャンプ 8
・0≦GOE<1のジャンプ 33
・GOE<0のジャンプ 14
・ダウングレードのジャンプ 0
・シングルになったジャンプ 4
ベストGOE 浅田真央(スケートカナダ)、金妍兒(GPファイナル) +1.4

・(シングルを含め)単独で2度跳んだプログラム 9
・トリプルアクセルしか跳ばなかったプログラム 3
・単独アクセルを跳ばなかったプログラム 21

≪コンビネーションの種類≫
・2連続
2A+3T 6
2A+3T< 4
2A+2T 14 (+無効要素1回)
2A+2T< 1
・3連続
2A+3T+2T 1
2A+2Lo+2Lo 2
2A+2Lo+2Lo< 1
2A+2T+2Lo 5
2A+2T+2T 3
2A+2T+1Lo 2
2A+1T+1T 1
・ダウングレード、シングル
2A<+2T 1
1A+2T 2

≪シークエンスの種類≫
3Lo+2A+SEQ 2
3S+2A+SEQ 1
3T+2A+SEQ 2
2A+2A+SEQ 3
2A+1A+SEQ 1
コネクション失敗(2A+SEQ) 1

・(シングルを含め)コンビネーション、シークエンスで2度跳んだプログラム 4
 (+無効要素を含むプログラム1回)
・コンビネーション、シークエンスを跳ばなかったプログラム 27

・単独ジャンプとコンビネーション、シークエンスをともに跳んだプログラム 28

△アクセルを跳んだ回数▽
・3回 6
 ・トリプルアクセルを含む 2
 ・2A+2A+SEQを含む 1
 ・コンビネーション、シークエンスが2回 2
 ・単独が2回 1
・2回 35 (+無効要素を含むプログラム1回)
 ・シングルアクセル2回 1
 ・シングルアクセルを含む 1 (+無効要素を含むプログラム1回)
 ・2A+2A+SEQ 2
 ・2A+1A+SEQ 1
 ・単独とコンビネーション、シークエンスを1回ずつ 21
 ・単独ジャンプを2回 7
 ・コンビネーション、シークエンスで2回 2
・1回 32
 ・トリプルアクセルのみ 3
 ・シングルアクセルのみ 2
 ・単独のみ 12
 ・コンビネーションのみ 15


とにもかくにも中野選手の漢気に圧倒させられる内容です。セカンドトリプルこそないものの、全てのファーストジャンプに3を並べているのは、彼女だけ。ループジャンプだけ跳んでいませんが、練習しているトリプルトリプルのセカンドはループだということなので、今後がますます楽しみです。

しかしながら、ダブルアクセルを多く跳ぶのは決して難度の低いプログラムを意味するわけではありません。
2度のセカンドトリプルを跳べる人は、7トリプル構成のまま2度のダブルアクセルを入れることができます。これはトリプルアクセルを持たない場合の最高難度の構成です。その構成に挑戦しているのがキム選手、コストナー選手、そしてグランプリファイナルのマイズナー選手です。安藤選手も、2A+3Tを練習したりして7トリプル2ダブルアクセル構成の導入を目指していたようです。
また、ジャンプシークエンスを用いて、トリプル-ダブルのコンビネーションを多用するより高得点を狙う構成もあります。シークエンスで7トリプル2ダブルアクセル構成を実施したのがロシェット選手です。シークエンスはあまり多くの選手が試みないので、新鮮な構成にもなります。

2Aを一回だけという構成でも、2A+3Tを活用して7トリプル構成を実現している選手もいます。中国の許斌姝選手です。トリプルトリプルは難しいですが、これならば7回のジャンプで一回ずつトリプルを跳びなおかつ必須のアクセルジャンプも入れることができる、という構成です。私は彼女のスピンもなかなか好きなので、安定性と基礎スケーティングを磨いて上位に来てほしいですね。

もちろん、トリプルジャンプの種類が少ない選手にとってもダブルアクセルは非常に重要なジャンプです。それでも使い方によって新鮮さを持たせようとしているのが武田選手。2A二回構成の中のコンビネーション、シークエンスを2回という構成は彼女のものです。ひとつは3連続ジャンプ、ひとつは得意なトリプルループとのジャンプシークエンスにすることで、ダブルアクセルであっても見応えのある内容にしています。
現在彼女は3T+3Tを成功させ、3Fも安定させようとしています。これらのジャンプが安定すれば、今でも素晴らしいループジャンプとスピンを持っている選手、きっとさらに上に行くことができるのではないでしょうか。


というわけで、女子のジャンプ集計はここまで。いかがでしたでしょうか。

ところどころ集計方法が原始的なところもありますので(暗算とか(笑))、数字が間違っているところもあるかもしれませんが、まあ大きな数字の狂いはない…と思います。そのうちもういちど検算してみて、間違いがあったら随時訂正していきたいと思います。

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