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2008年2月17日 (日)

Great 4 Jumps Attempt

GPシリーズのデータを整理中だったのですが、データを整理したファイルをちょっと行方不明にしてしまい、四大陸も高橋選手、真央選手らのすばらしい演技にちょっと放心しておりますので、今回は高橋選手の偉大な記録にちなむデータを紹介します。

男子シングルで跳べるジャンプは8つまで。このうち半分をトリプルアクセル以上のジャンプで構成してくることは滅多にありません。
新採点施行からの記録をひもといてみても、挑戦したという例ですら2つの3クワド含め7つしかありませんでした。その中で成功といっていいものは2例だけです。
今回の高橋選手のフリーは、8例目の挑戦にして3例目の成功、というわけです。

・03-04シーズン
◆03ロシア杯 李成江
4T+3T 0.20
4S    0.60
3A+3T 1.20
3A   -2.00
◆03ロシア杯 マイケル・ワイス
4T   -3.00
4T+COMBO -2.00
3A+1T -2.40
3A   -1.00

・04-05シーズン
◆04スケートカナダ エマニュエル・サンデュ
4T+3T 0.60
3A   -2.00
4S   -3.00
3A+3T -1.60
◆04NHK杯 李成江
4T+3T 1.40
4S   -0.20
3A+2T 0.60
3A    0.40
◆04中国杯 李成江
4T+3T -1.20
4S   -1.00
3A+3T 0.00
3A   -2.00
★04中国杯 張民
3A+3T+2T 1.00
4S   -2.80
4T+2T 0.80
4T   -3.00

・06-07シーズン
★06ロシア杯 ブライアン・ジュベール
4T+2T 1.00
4S    1.00
3A    1.00
4T   -0.20

04NHK杯の李選手は成功といってもいいと思います。そして06ロシア杯のジュベール選手! 彼の挑戦はさらに難度の高い4回転3回にトリプルアクセル1回というもの。これも後半に挑戦した4回転がわずかに乱れましたが、成功といえると思います。
トリプルアクセルはどちらかというと苦手そうな民選手も、クワドサルコウを含む3回の4回転でもってこの難構成に挑戦しています。

そして今回の4つのジャンプがこれ。
4T    1.29
4T+2T 0.43
3A    2.00
3A+2T+2Lo 1.57

新採点始まって以来の積極加点傾向にあるためGOEは比べられませんが、マイナスがつく要素がなかったということがすばらしいと思います。李選手は1つがサルコウだし、ジュベール選手は3クワドだしで、4つのジャンプの構成だけでは彼らには劣るかもしれませんが、それでも本当に偉大な成功です。

私は新採点が嫌いではないし猫も杓子も4回転をする必要はないと思っていますが、同時にやはり高難度技で圧倒されたい、という気持ちも持っています。
高橋選手はそういう、相反する(とこれまで思われがちだった)思想をバランス良く共存させた演技をしてくれる選手です。それが、4回転時代の思想を担ってきたこれまでの選手とは少し違う点でしょう。(もちろん、ジュベール選手たちも各要素やプログラム全体の完成度を上げてきていますが)
海外ではよく言われているようですが、この構成できちんと点が出たあたりがやはり「オールラウンダー」だな、と思います。
彼がこれからさらに、バンクーバーへ向けて成長し続け、男子シングルにさまざまなムーブメントをもたらす選手になることを心から期待しています。

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