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2008年3月 7日 (金)

男子ショートプログラムのスピン

GPシリーズの集計、今回は男子SPのスピンです。

男子もやはりSPのスピンのお題は決まっていますが、女子のレイバックに代わり足換え単一姿勢スピンをすることになっていて、そのポジションはシットかキャメルと決まっています。しかし現実には、レベル認定を受けやすいシットスピンを行う選手が圧倒的に多くなっています。

<足換えコンビネーションスピン>

・CCoSp1 7(9.1%) ベストGOE アンドレイ・ルータイ(ロシア杯) 0.0
0.0≦GOE<0.5 1
GOE<0.0 6

・CCoSp2 16(20.8%) ベストGOE セルゲイ・ヴォロノフ(エリックボンパール杯) 0.7
0.5≦GOE<1.0 1
0.0≦GOE<0.5 14
GOE<0.0 1

・CCoSp3 26(33.8%) ベストGOE ショーン・ソーヤー(中国杯) 0.8
0.5≦GOE<1.0 8
0.0≦GOE<0.5 13
GOE<0.0 5

・CCoSp4 28(36.3%) ベストGOE 小塚崇彦(スケートアメリカ)、ステファン・ランビエール、ジョニー・ウィアー(GPファイナル) 0.8
0.5≦GOE<1.0 12
0.0≦GOE<0.5 14
GOE<0.0 2

<足換えスピン>

レベル認定なし(CSSp) 1(1.3%)

レベル1 6(7.8%)
・CSSp1 6 ベストGOE セルゲイ・ダヴィドフ、カレル・ゼレンカ(中国杯) 0.2
0.0≦GOE<0.5 3
GOE<0.0 3

レベル2 4(5.2%)
・CSSp2 4 ベストGOE ブライアン・ジュベール(スケートカナダ) 0.5
0.5≦GOE<1.0 1
0.0≦GOE<0.5 1
GOE<0.0 2

レベル3 27(35.1%)
・CSSp3 27 ベストGOE ステファン・ランビエール(中国杯) 0.5
0.5≦GOE<1.0 1
0.0≦GOE<0.5 20
GOE<0.0 6

レベル4 39(50.6%)
・CSSp4 37 ベストGOE ステファン・ランビエール(GPファイナル) 0.9
0.5≦GOE<1.0 4
0.0≦GOE<0.5 30
GOE<0.0 3
・CCSp4 2 ベストGOE ヤニック・ポンセロ(スケートカナダ) 0.4
0.0≦GOE<0.5 2

足換えシットスピン 75(97.4%)
足換えキャメルスピン 2(2.6%)

<フライングスピン>

レベル認定なし(FSSp) 1(1.3%)

レベル1 6(7.8%)
・FSSp1 6 ベストGOE 南里康晴(スケートアメリカ)、ブライアン・ジュベール(スケートカナダ)、ジャマル・オスマン(中国杯) 0.0
0.0≦GOE<0.5 3
GOE<0.0 3

レベル2 15(19.5%)
・FSSp2 13 ベストGOE ジョニー・ウィアー(中国杯) 0.6
0.5≦GOE<1.0 1
0.0≦GOE<0.5 6
GOE<0.0 6
・FCSp2 2 ベストGOE アンドレイ・ルータイ(ロシア杯)、セルゲイ・ドブリン(NHK杯) 0.3
0.0≦GOE<0.5 2

レベル3 24(31.2%)
・FSSp3 21 ベストGOE 小塚崇彦(スケートアメリカ) 0.7
0.5≦GOE<1.0 2
0.0≦GOE<0.5 16
GOE<0.0 3
・FCSp3 1 ベストGOE アンドレイ・ルータイ(スケートアメリカ) 0.0
0.0≦GOE<0.5 1
・FUSp3 2 ベストGOE ケヴィン・レイノルズ(スケートアメリカ、ロシア杯) 0.1
0.0≦GOE<0.5 2

レベル4 31(40.3%)
・FSSp4 31 ベストGOE ステファン・ランビエール(ロシア杯) 1.0
1.0≦GOE<1.5 1
0.5≦GOE<1.0 10
0.0≦GOE<0.5 18
GOE<0.0 2

フライングシットスピン 72(93.5%)
フライングキャメルスピン 3(3.9%)
フライングアプライトスピン 2(2.6%)

△足換えスピンとフライングスピンの組み合わせ▽
足換えシット+フライングシット 70(90.9%)
足換えシット+フライングキャメル 3(3.9%)
足換えシット+フライングアプライト 2(2.6%)
足換えキャメル+フライングシット 2(2.6%)

女子でもありましたけれど、シットスピンの「レベル認定なし」は、今季からのシットスピンのポジションを厳密化したルールでシットのポジションと認められなかったものです。
昨シーズンの世界選手権フリーでフライングシットをフライングアプライトと判定されてしまった高橋選手はその弱点を努力して克服し、全てのスピンで認定を受けることができました。スピンで高いGOEを獲得できる選手ではありませんが、こうしてみな、新採点のルールの下少しずつ進歩しています。

高いレベル、GOEともに獲得している選手といったらやはりランビエール選手。スピンは彼の代名詞といっても過言ではありません。ここに名前も挙がっているソーヤー選手のような、女子選手もびっくりのポジションなどは持っていませんが、それでも軸の美しさ、回転の速さ、そして時間をかけてポジション変化でひとつのストーリーを創り出すような独創性は素晴らしいものがあります。
昨年の世界選手権の後、インターネットで「ランビエール選手のフリーはパフォーマンスは素晴らしいけれど、スケートとしてはリンクを使い切れていない気がする。あまり『滑走』していない」という批判をみかけたりして、気にしてみたのですが、なんのことはない、彼はジュベール選手と比べると30秒も長くスピンに時間を費やしていたのでした。高橋選手と比べても、15秒ほど長くスピンしていました。確かにトップ選手の中では滑りにスピードのある方ではありませんが、それだけ自分の見せ所をわかっていると言えるでしょうね。

ウィアー選手、小塚選手も名前が挙がっていますね。小塚選手は回転速度が素晴らしい選手です。ウィアー選手はポジションが実に美しい、腰も深くよくフリーレッグの上がったスピンをします。

キャメルスピンはなかなかレベルのとりづらいスピンで(とりわけドーナツなどの変形の難しい男子では)、多くの選手は単一姿勢で使うことを避けるのですが、ロシアの選手はなぜか伝統的に美しいキャメルスピンを持っています。
とりわけジュニアの大会ではキャメルスピンが必須になってきますので全ての選手のキャメルが見られるのですが、ロシアの選手は若くてもいつも「さすが」と思わせてくれます。
ポンセロ選手のキャメルスピンも叙情的な彼の演技に合って優雅で素敵です。
基本のポジションもスパイラルに似て男子には難しいと思いますが、レベルをとるにはチェンジエッジ、バタフライやバックエントランス、仰向けの難しいポジションなどを駆使しなくてはなりません。しかし8回転は他の要素との兼ね合い上、なかなか使えないようです。上半身を含め身長の長さをぐるぐる振り回すキャメルはなかなか速度が出ませんので、時間がかかり、プログラムの中で時間を使いすぎてしまうのです…。
正直、もっとキャメルスピンの難度にあった独自のレベルの特徴を考えていただきたいものです。(私はルールにあまり注文をつけたい方ではないのですが、これはわりと切実)

さて、フリーの集計方法ですが、男女ごとにはスピンの種類別に数え上げ、最後に男女合わせてその組み合わせを集計してみたいと思います。今回の2つのスピンの組み合わせと違い、4つのスピンで組み合わせの可能性はかなりありますが、実際のところはそんなに組み合わせはないのでは…と踏んでいます。

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