JGPスペイン大会inマドリッド
さて、ジュニアグランプリシリーズも後半戦に入りました。スペイン大会です。
同時期に開催されたネーベルホルン杯ともども、日本勢が活躍しました。
男子の結果です。
1 Armin MAHBANOOZADEH 179.40 62.99 + 116.41
2 Artur GACHINSKI 172.88 51.57 + 121.31
3 Tatsuki MACHIDA 158.97 59.48 + 99.49
4 Javier FERNANDEZ 157.18 45.20 + 111.98
5 Mark VAILLANT 156.50 52.12 + 104.38
6 Chafik BESSEGHIER 153.38 54.23 + 99.15
7 William BREWSTER 151.36 44.73 + 106.63
8 Sebastian IWASAKI 141.69 48.75 + 92.94
マーバヌーザデー選手が優勝でファイナルを決めました。ガチンスキー選手はショートを失敗してしまいましたがフリーで追い上げて見事な2位。町田選手も3位に入りましたが、フリーは決していい出来ではありませんでした。それでも表彰台にとどまったのは立派でしたが、まだ十分にフリーを滑りきる体力がついていないようです。トリプルアクセルを失敗しても、後半を滑りきれば十分取り戻せますから、なんとかスタミナをつけていってほしいものです。4位にこちらもフリーで追い上げた地元フェルナンデス選手。この選手にはひそかに期待しています。
日本男子は、南アフリカ大会に村上大介選手のエントリーが濃厚となりましたので、2試合目に出られるのはたった一人。町田選手は佐々木選手と同じ3位ですが得点で負けていますので、2試合目は厳しくなってしまいました。今後吉田選手と村上選手が戦い、現在の最高成績である佐々木選手との間で2試合目の枠を争うことになります。それにしても…7枠でも少なく、残念な気持ちだったのに、貴重な1枠を手違いで失ってしまったのが本当に悔まれます。
続いて女子。
1 Kristine MUSADEMBA 127.64 45.48 + 82.16
2 Becky BERESWILL 127.27 45.16 + 82.11
3 Kanako MURAKAMI 126.87 46.58 + 80.29
4 Ksenia MAKAROVA 122.89 49.72 + 73.17
5 Rebecka EMANUELSSON 119.89 39.65 + 80.24
6 Rylie MCCULLOCH-CASARSA 118.71 40.45 + 78.26
7 Roberta RODEGHIERO 117.98 43.92 + 74.06
8 Jasmine Alexandra COSTA 115.36 41.08 + 74.28
…
12 Mari SUZUKI 104.95 42.22 + 62.73
ムサデンバ選手が2勝でファイナルを決めました。ベレズウィル選手もファイナルが濃厚になりました。そして村上佳菜子選手は堂々の3位。初出場で本当に立派な順位、そして得点です。ルッツジャンプがいまいちだったようですが、今は失敗を気にせずどんどん挑戦していってほしいですね。スピンのレベルはとれていますし、PCSが高いのがうれしいです。鈴木選手は12位。フリーで転倒が2度あり、少し残念な感じでしたが、この経験を次につなげていってほしいです。
アイスダンスではシブタニ兄妹組が2位に入り、ファイナルを決めました。ダンスでノービスから上がってすぐの活躍はなかなかないことです。順調に育ってほしいものです。
ネーベルホルン杯では織田選手が優勝。新しいシーズン、幸先の良いスタートがきれましたね。JGP前半に旋風を巻き起こしたブジェジナ選手はここでもすさまじい強さを発揮。織田選手に迫る200点台をたたき出しました。3位にスケーティングに定評のあるポンセロ選手。シズニー選手共々こういう選手がいいフリーを滑るのは本当にうれしいことです。が、ヴェルネル選手は4位で少々残念。優勝候補筆頭にあげられるような状況ではちょっと力を発揮できないようです。ブジェジナ選手がプレッシャーにもなったようです。けれどまだまだプログラムを慣らしているところだとおもうので、ここから確実性をあげていってほしいです。
女子は伸びやかなスケーティングと美しいスピンを持つシズニー選手が優勝。彼女に足りないのはジャンプだけなので、本当にジャンプをまとめられてよかったと思います。グランプリシリーズや全米でも、こういった演技を見せてほしいです。端正なスケーティングで評価を上げているレピスト選手が2位。鈴木明子選手は3位に入りました。プロトコルを見た限りでは昨シーズンほど好調ではないようです。少しずつ国際大会やプログラムに慣れて、NHK杯を万全で迎えてほしいです。
さて今週末は第6戦ベラルーシ大会。日本からは男子に吉田行宏選手、女子に今井遥選手と村元哉中選手が登場です。
男子はイタリア大会2位のオイ選手、中国の楊選手、程選手などが登場します。アメリカ勢、ロシア勢は層が厚いですから、誰が出てくるかわかりません。吉田選手はこれまでジュニアグランプリでは決していい演技がてきていませんでしたが、清々しいほど元気なスケートが出来る選手なので、とにかく思い切りのいい演技を見せてほしいです。昨シーズンの全日本のように、とはいかなくても、それに迫るような演技ができれば上位は狙えます。
女子はブランハギ選手とリゾ選手が再び登場。この二人にエストニアのイッサコワ選手を含めた戦いになっていきそうです。イッサコワ選手は1戦目がよくありませんでしたので、どこまで戻してくるか。哉中選手、今井選手ともに、あまり硬くならずに伸び伸び滑ってほしいですね。力を出し切ればチャンスはあると思います。
しだいに国内のブロック大会やシニアの方も騒がしくなってきて、シーズンが始まったという感じですが、上位選手にとっては序盤はまず課題を見つけていく方が大切な試合になります。新しいルールへの対応なども確かめながら、じっくりと見守っていきたいですね。
10/2追記
ベラルーシ大会の詳細ページ。現時点(日本時間21:30)で女子のSPが開催中です。中部はすでに終わっていますが、日本のブロック大会も開催されています。興味のある方は最寄りのブロックの大会を覗いてみてもいいかもしれませんよ。


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