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2008年9月 7日 (日)

JGPイタリア大会inメラーノ

さて、ジュニアグランプリ第2戦イタリア大会が終わりました。今回はフランス大会に比べるとやや点数が低く、演技内容もやや低難度のものが多かったような気がします。参加選手の持つレベルというより、試合会場全体がそういう空気になってしまう、ということがたまにあります。いくつかフランス大会の演技を見る限り、いいムードの大会だったように見えました。

さて男子の結果。
1 Michal BREZINA    192.48 63.52 + 128.96
2 Curran OI          165.38 67.19 +   98.19
3 Alexander NIKOLAEV  161.59 55.49 + 106.10
4 Nikita MIKHAILOV    159.28 64.39 +   94.89
5 Yuzuru HANYU      146.68 51.06 +   95.62
6 Ronald LAM          138.63  53.40 +   85.23
7 Abzal RAKIMGALIEV   138.41  47.37 +   91.04
8 Peter REITMAYER      134.54  49.45 +   85.09

ブジェジナ選手、ショートはルッツが抜けてしまったようで3位と出遅れましたが、フリーはその点差をまったく問題にしない圧倒的な点差で優勝。一人シニアレベルを突っ走っている感じです。フランス大会が本人としては納得のいかない演技だったようですが、この大会では短期間で見事に修正できたようです。ショートのミスがなければもしや200点越えが出たかもしれません。これはヴェルネル選手、うかうかしてはいられませんよ!
羽生選手は初出場、ショートは第一滑走、フリーは最終滑走というすごいくじ運を発揮したばかりでなく、フリーで順位を上げるという勝負強さも発揮。新人らしからぬ貫禄の5位です。演技内容を見ると、フリーの要素はけっしてよくなく、コンビネーションも3回転3回転1つしか入らなかったようですが、とにかくすばらしいPCSが出ました。13才で5点台中盤をずらり並べるとはただならぬ選手です。プログラムの構成がいいのかもしれません。是非見てみたいですね。

続いて女子
1 Melissa BULANHAGUI  127.25 50.36 + 76.89
2 Rumi SUIZU        121.97 48.22 + 73.75
3 Sarah HECKEN      118.65 45.94 + 72.71
4 Brittney RIZO        117.19 45.10 + 72.09
5 Alexandra ROUT      116.97 43.16 + 73.81
6 Ivana REITMAYEROVA 115.10 41.36 + 73.95
7 Joshi HELGESSON      110.25 46.50 + 63.75
8 Satsuki MURAMOTO    109.59 36.27 + 73.32

ブランハギ選手が全体に演技をまとめて優勝。水津選手はルッツがダブルだったもののショートは3T-3Tを決めてまとめ、フリーはなんとか踏みとどまり2位をキープしました。フリー2位から8位くらいまでの点数は団子になっておりまして、この中でいちばんショートの良かった水津選手が抜けたという格好になりました。小月選手も、ショートで崩れてしまったのですが、フリーでこの集団に飛び込む演技を見せて8位まで順位をあげました。ふたりとも本当によく戦ったと思います。
水津選手はおそらくこれで2戦目が確定かと思いますが、2戦目のメンバーはもう少し強敵揃いになりそうな気がします。この結果に満足せず、さらにいいものを目指してほしいです。

次戦はヨーロッパを離れ、メキシコでの大会になります。日本からは、アメリカに拠点を置く男子の村上選手と女子の佐藤なのは選手とペアの高橋&トラン組、それにジュニア2年目の中村選手というエントリー。
男子のライバルはやはりアメリカのドーンブッシュ選手、それにカナダのジュニアチャンピオンバルデ選手、スペインの代表でシニアの経験もあるフェルナンデス選手といったあたりになるでしょうか。私にはあまりなじみのない選手が多いのですが、国際大会に久しぶりの復帰となる村上選手がどのあたりに飛び込むのか、楽しみです。
女子はアメリカジュニアチャンピオン、ギルス選手がいよいよ登場。同じアメリカのドブス選手もなかなかいい選手だと聞きます。レベルの高いアメリカ勢に、中村選手、佐藤選手、どこまで食い下がれるか、がんばってほしいです。
ペアのことは本当によくわからないのですが、高橋&トラン組、とても期待しています。ペアは世界的にも競技人口が少なくなっていて、日本では満足に練習できるリンクなんて皆無に等しい状況なのですが、彼らの活躍がもしかしたら光明になるかもしれませんからね。

そうそう、リンクといえば、サンピア倉敷のスケートリンク、暫定的ではありますが再開の目途が立ったそうです。関係者の皆さま、本当におめでとうございます。
しばらくは社会保険機構からリンクを借りるという不安定な形式での経営になりますが、うまいこと採算がとれるよう願っています。暫定的ではなく永続的な経営ができるようにするには、いろいろ考えなければならないこともあるかと思いますが、普段頻繁にリンクを使うわけでもないフィギュアスケートファンも、もっとたくさんできることがあるのではないか、と思っています。

9/11追記
メキシコ大会の詳細ページです。村上選手のエントリーが消えています。なぜでしょうか?
怪我など深刻なものでなければいいのですが。
村上選手はUSFSAが特別に許可しない限り日本代表でのISU選手権の出場権はまだないはずなので、せめてジュニアグランプリで活躍して欲しかったのですが…。もしかしてその肝心の出場権に関してISUやUSFSAとの間の手続きが不十分だったとかいうオチではないですよね!?
本人が滑ることができない状態での棄権であれば、それは仕方のないことなのですが、もしも何か単なる手続き上の問題なのであれば、なんとか他の試合に枠を復活できないものでしょうか…って、そんな温情があるなら元々出場取りやめなんて事態にはなっていないか…。ただでさえ日本選手の出場枠が少ないのに、せつないですね。

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試合結果」カテゴリの記事

コメント

なっつさんはじめまして。
いつも楽しく拝見させて戴いてます。
JGPシリーズも始まりましたがスコア表を見て、ジャンプの回転不足と共にルッツやフリップの「!」判定も結構厳しく取られているなという印象を受けました。
「e」判定については必ずGOEを下げるという規定になっていますが
「!」については±0評価を出しているジャッジもいるようです。
(但し+以上の評価を得た選手は一人もおりません)
「!」の判定についてはジャッジの裁量に委ねるとのことですが
ジャンプの質が良くとも「『±0~-の範囲で』考慮する」ということなのでしょうか?
なっつさんは「!」の位置づけ、「e」との判定の違いについてどう思われますか?

megumiさん、いらっしゃいませ。
コメントありがとうございます。こんなブログですが、楽しんで頂けていれば非常にありがたいです。

判定については、一つ一つ実際の演技を見て行っているわけでして、私も実際に映像を見ることのできた演技から類推してしか、考察することができません。
まだあまり多くの選手の演技を見てはいませんので、何ともいえませんが、!の判定でプラスがつかないことについては、いくつかの理由が考えられます。

1.元々のジャンプの出来があまりいいものではなかった
2.ジャッジの目には、eのついた他のジャンプに比べてさしてマシなエッジには見えなかった

デニス・テン選手のフリーを見た感じでは、2が当てはまると思います。かなり映像が悪かったのですが最初のe判定のフリップと次の!判定のフリップの違いは私にはよくわかりませんでした。eの方で減点した程度に準じれば、よくてゼロという考えになるのかもしれません。
(コーラーの判定に異を唱えているわけではありません。野球のストライクゾーンのように判定は微妙なものになって当然であり、ムラが出るのもやむなし、そのために多数のジャッジが検証できるようにしたというのが「!」ルールの狙いではないかと私は考えています)
!でも出来がよければ出来のよさを尊重する、というのではなく、eがつけばどんなに出来がよくても容赦なく減点であるという事実を踏まえ、ではこのジャンプのエッジはどうだったか、というところを見ている気がします。
しかし、正しいエッジと判定されたジャンプと!のジャンプの実際の兼ね合いはどうなっているか、というと、そこまではちょっと検証できないでいます。

!がついても正しいジャンプと見なしてまったく減点しない、という考え方もルール上は許されていますが、多くのジャッジはそういう考えは持っていないのかもしれませんね。
特にジュニア選手は将来がありますから、できるだけ正しいジャンプを奨励するためにあえて厳しめの採点にしている可能性もあります。

一つ一つのジャンプを見ることが何より正しい検証方法だと思うのですが、現実的ではないので、何戦か分の判定を集計して、その得点傾向を探ってみたいと思います。eと!に関してよりも、!と何もないジャンプの関係を探ってみる必要があると感じています。

回答ありがとうございました。

今季から!という判定が新たに加わったことで
・どういった踏み切りの選手が!の対象になってしまうんだろう?
・点数の出方は?
・もしキム・ヨナ選手の3Fのように高さも飛距離もある素晴らしいジャンプを跳んだ場合でも
!がついてしまったら減点対象となってしまうの?
という考えばっかりで、「何もつかなかったジャンプと!がついたジャンプの兼ね合い」についての視点が完全に抜け落ちてました。

ジュニアで厳しく判定されているのでひょっとしたらシニアでも相当厳しくなるのでは?と思ってました。
ジュニアから厳しくして今のうちに正しい踏み切りのジャンプを身につけさせようという狙いがあるのでは?というなっつさんのご指摘には目から鱗でした。

何もつかないジャンプと!のジャンプについては地上放送もあり映像でも確認できるシニアGPSまで待った方がいいのかもしれませんね。女子にはフルッツ、リップ気味のジャンパーが多いといわれているので、どれだけの選手が判定の対象になってしまうのか怖くもありますが。。。

追記を今見たんですが、村上選手は連盟の書類不備のためらしいと某サイトで読みました。
噂のレベルみたいですが・・・

今年は男子1枠しかありませんし、4回転も跳べる村上選手に期待してたので本当に残念です。
ガチンスキー選手といい、大人の都合で選手のチャンスを潰すようなことは本当にやめてもらいたいですよね。

>まゆさん
返事が遅くなってしまいました。村上選手の欠場は、手続き上の手違いが濃厚のようですね。本当に残念です。
しかし、なぜこんな直前になって手続きの不備が発覚するのか、さっぱりわかりません。

>megumiさん
返事の返事になってしまうのでコメントをためらっていたのですが、メキシコの大会では「!」でプラスをたくさんもらっているフリップが出てきましたね。
どんなジャンプだとプラスに、どんなジャンプだとマイナスになるのかは、慎重に判断していくべきだと思います。

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