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2008年10月20日 (月)

JGPイギリス大会inシェフィールド

さて、ジュニアグランプリシリーズもついに最終戦が終了。ファイナリストも決定しました。この試合でも日本代表は活躍してくれました。

まず男子の結果
1 Florent AMODIO      193.34 72.00 + 121.34
2 Keegan MESSING   188.21 64.70 + 123.51
3 Alexander JOHNSON 187.81 68.07 + 119.74
4 Artur GACHINSKI    175.79 60.19 + 115.60
5 Artem GRIGORIEV    169.75 57.27 + 112.48
6 Peter REITMAYER      160.02 54.12 + 105.90
7 Akio SASAKI           159.48 49.35 + 110.13
8 Andrei ROGOZINE     149.50 47.93 + 101.57

アモディオ選手がトリプルアクセルを武器に190点台の高得点で優勝。ファイナルを決めました。これまたトリプルアクセルが武器のメッシング選手がフリー1位で総合2位。チェコ大会で優勝のジョンソン選手が3位に入り、ファイナル進出。ガチンスキー選手はミスもあり、また上位3選手のような素晴らしい3-3がないためにちょっと苦戦してしまったようです。
佐々木選手はブロック大会後急遽のエントリーだったようですが、ショートではくずれたもののフリーではなかなかの演技をみせてくれたようです。映像を見ましたが、表彰台に乗ったチェコ大会よりもむしろいい演技にさえ見えました。彼はとにかく得意のルッツをショートで決めて、できるだけいいグループでフリーを演じ、スピードや表現力をアピールしていくことが重要だったと思います。けれども、順位はおいておいて内容としては素晴らしかったのではないでしょうか。

続いて女子
1 Kanako MURAKAMI    153.84 55.52 + 98.32
2 Yukiko FUJISAWA     149.28 50.82 + 98.46
3 Angela MAXWELL     147.46 51.25 + 96.21
4 Ksenia MAKAROVA    137.78 51.16 + 86.62
5 Alexandra NAJARRO  136.41 50.06 + 86.35
6 Mae Berenice MEITE 123.85 46.88 + 76.97
7 Sandy HOFFMANN  119.40 46.63 + 72.77
8 Tenile VICTORSEN  115.93 47.48 + 68.45

日本人がものすごい得点で1-2フィニッシュです。村上佳菜子選手は150点を超えてきました。私はてっきり2戦目は今井選手になるものと思っていたのですが、日程とリザーブメンバーの都合でしょうか、村上選手が出場することになり、結果オーライとなりました。彼女は本当にチャーミングな演技で人を惹きつけますね。藤澤選手はショートではフリップの回転不足とスパイラルのミスがあったもののフリーでしっかり取り戻してきました。フリーに強いというのは本当に頼もしい強みです。
マクスウェル選手も3-3を決めてショート、フリーともにまとめ、3位に入りました。この表彰台の3人がファイナルへの進出を決めました。

そして、ペア
1 MARTIUSHEVA / ROGONOV 151.10 54.72 + 96.38
2 IMAIKINA / NOVOSELOV  149.72 54.78 + 94.94
3 TAKAHASHI / TRAN      131.10 50.06 + 81.04
4 CASTELLI / SHNAPIR    128.39 48.99 + 79.40
5 LAWRENCE / SWIEGERS   127.14 47.48 + 79.66

高橋選手はジャンプの調子がかなり悪かったようですが、しっかりとペアらしい息のあった滑りを見せたことで3位をキープできました。ファイナル進出が決まり、本当によかったです。やっぱりペアはロシア勢が非常に強いですが、ファイナルでは伸び伸びとした演技を見せてほしいですね。

男女のファイナルのメンバーをおさらいしてみましょう。
Richard DORNBUSH メキシコ1位 南アフリカ1位 30pt 合計点 379.36
Michal BREZINA フランス1位 イタリア1位 30pt 合計点 375.20
Armin MAHBANOOZADEH スペイン1位 フランス2位 28pt 合計点 352.04
Alexander JOHNSON チェコ1位 イギリス3位 26pt 合計点 375.39
Florent AMODIO イギリス1位 フランス3位 26pt 合計点 365.03
Ivan BARIEV チェコ2位 南アフリカ2位 26pt 合計点 376.59
Denis TEN ベラルーシ1位 フランス4位 24pt 合計点 351.94
Elladj BALDE メキシコ2位 南アフリカ3位 24pt 合計点 347.05

アメリカが3人いますが他はいい具合にばらけています。ジャンプもスケーティングも兼ね備えたブジェジナ選手、トリプルアクセルはないものの演技力の評価の高いドーンブッシュ選手やジョンソン選手といったあたりがメダルを争いそうです。
しかし実はブジェジナ選手は負傷してシニアの大会を棄権しています。今年はファイナルまで時間がありますが、それまでに回復するか、心配です。
というわけで、補欠の3選手も一応おさらい。

Artur GACHINSKI スペイン2位 イギリス4位 22pt 合計点 348.67
Keegan MESSING イギリス2位 チェコ4位 22pt 合計点 348.57
Gongming CHENG メキシコ3位 ベラルーシ3位 22pt 合計点 339.09

日本人選手がファイナルに残れなかったのは残念ですが、選手達は小さなチャンスに対しベストを尽くしていたと思います。今回は状況がよくなかったとしかいいようがありません。

続いて女子はこちらのメンバーです。
Kristine MUSADEMBA フランス1位 スペイン1位 30pt 合計点 270.66
Yukiko FUJISAWA チェコ1位 イギリス2位 28pt 合計点 297.53
Alexe GILLES 南アフリカ1位 メキシコ2位 28pt 合計点 270.57
Kanako MURAKAMI イギリス1位 スペイン3位 26pt 合計点 280.71
Amanda DOBBS メキシコ1位 南アフリカ3位 26pt 合計点 268.08
Becky BERESWILL フランス2位 スペイン2位 26pt 合計点 262.25
Angela MAXWELL チェコ2位 イギリス3位 24pt 合計点 284.05
Diane SZMIETT 南アフリカ2位 フランス3位 24pt 合計点 258.04

なんとアメリカが5選手、日本が2選手、かろうじてカナダのシュミット選手が3カ国目に滑り込んだ格好です。アメリカジュニアの層は本当に恐ろしい。
しかしその中で合計得点の高さは日本人が際立っています。マクスウェル選手がいい勝負をしていますが、直接対決で藤澤選手に勝てていないことを考えれば、優勝候補を日本の2選手といっても言い過ぎではないくらいだと思います。しかし、二人とも非常に若い選手ですから何が起こるかはまったくわかりません。全日本ジュニアもありますが、実際どんな結果になるかはふたを開けてみないとわからないところがあります。村上選手の演技力はアメリカ勢に負けてはいないと思いますが、藤澤選手はまだまだ発展途上。失敗を恐れずとにかく最後まで強い気持ちで演技をしてほしいものです。
女子も補欠選手をあげておきます。

Stefania BERTON チェコ3位 フランス4位 20pt 合計点 249.71
Sarah HECKEN イタリア3位 南アフリカ5位 18pt 合計点 245.79
Shoko ISHIKAWA チェコ4位 南アフリカ4位 18pt 合計点 261.96

こんなところにヨーロッパ勢がいました。ヨーロッパが弱いと言うよりは、アメリカが強すぎるといった方がいいですね。石川翔子選手、この順ではファイナルはまず回ってこないと思いますが得点は高いので組み合わせが惜しいですね。全日本ジュニアではぜひいい演技を見せてほしいです。

さて、来週からはいよいよシニアのGPSが始まります。
注目はなんといっても女子!
金VS中野VS安藤VS長洲VSフラットVSマイズナーという豪華対戦!
誰がメダリストになってもおかしくない、なれなくてもおかしくない好カードです。シニア継続の選手の中では実績で金選手が少し抜けているかと感じますが、直接対決のない伸び盛りのジュニア出身選手がいますからどうなるかわかりません。ジュニア出身は通常PCSなどで苦戦するのですが、長洲選手は全米女王、場所がアメリカとなりますとほとんどそういったディスアドバンテージは考えられないように思います。
日本勢の2選手は飛び道具で勝負することになるのでしょうか。リスクの高い勝負になりますから、リカバーの方法をきっちり考えておく必要があるでしょうね。マイズナー選手も、キャラハンコーチの元でどれだけ持ち味のジャンプに磨きをかけているか、楽しみです。

男子は初戦から世界選手権銅メダルのウィアー選手、全米王者ライサチェク選手の対決です。ライサチェク選手はタラソワコーチのもとでどのようなプログラムを作ってきたかが楽しみです。銅メダル争いでは、ヴァン・デル・ペレン選手、シュルタイス選手の負傷がどうなっているか気になりますが、ジュニアチャンピオンのリッポン選手、4回転のレイノルズ選手(トリプルアクセル以来10年ごとに新しいジャンプが成功する法則に基づくと、今年新しい4回転を誰かが成功させるかもしれない!私は彼が一番の候補ではないかと思っています)、そしてなんといっても日本の小塚選手がいます。
彼は北米ではまだいい成績を残せていません。ロシアやスウェーデン、そしてもちろん日本でも、いい滑りを見せているのですが、北米ではそのよさが十分認識されていないように思います。ジャンプを決めれば必ず上位にいける選手です。ぜひここでメダルをとって、チャン選手にひけをとらないスケーティングの持ち主であることをアピールしてほしいです。もちろん3年前の高橋選手のように、優勝を狙ったって構わないと思いますよ!

ペアは世界チャンピオンのサフチェンコ&ソルコヴィ組が登場。地元アメリカは若手のマクマフリン&ブルベーカー組、ベテランの井上&ボルドウィン組で迎え撃ちます。ロシアからは川口選手達の国内最大のライバルであるムホルトワ&トランコフ組が登場。井上選手達はちょっと差をつけられているかもしれませんが、メダル争いはこの辺りになってくると思います。
アイスダンスは世界チャンピオンのデロベル&シェーンフェルダー組とアメリカのエースベルビン&アゴスト組の対決です。もちろんイギリスのカー姉弟組、ジュニアチャンピオンのサミュエルソン&ベイツ組も注目です。

いやいや、本当に毎週末が忙しくなりますね!
いよいよこの季節がきたという感じです。

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