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2008年11月22日 (土)

ロシア杯・男子シングル

ロシア杯、男子シングルのエントリーです。
結果詳細ページはこちら

ショートプログラム、何人かの選手の演技をテレビ放送で見られました。男子は要素数の変わらないショートからつなぎに凝っている選手が多い!
その中でもジャンプを決めればやっぱりこの人が強かった…
1 Brian JOUBERT            86.10 47.90 + 38.20 - 0.00
2 Tomas VERNER           73.20 37.80 + 36.40 - 1.00
3 Adam RIPPON              71.62 40.62 + 31.00 - 0.00
4 Alban PREAUBERT         71.60 39.20 + 32.40 - 0.00
5 Kevin VAN DER PERREN 69.68 37.88 + 31.80 - 0.00
6 Jeremy ABBOTT       68.80 35.90 + 33.90 - 1.00
7 Kristoffer BERNTSSON  66.21 35.26 + 30.95 - 0.00
8 Chengjiang LI            62.95 36.30 + 26.65 - 0.00
9 Alexander USPENSKI      62.60 35.30 + 28.30 - 1.00
10 Vaughn CHIPEUR      59.60 31.90 + 28.70 - 1.00
11 Artem BORODULIN        58.84 29.44 + 29.40 - 0.00
12 Sergei VORONOV        58.50 27.00 + 31.50 - 0.00

エリックボンパール杯のジュベール選手、「ジャンプ以外はいい演技だと思ったけれど、確かに4回転のコンビネーションが決まったら87点出ていたんだな…」と思いながら見ていましたが、まさしくそうだったという得点が出ました。これまで4回転を決めてきた選手達の他の要素がすこーし問題アリだったということなんですかね。いきなりベテランが勝てなくなっていきましたから心配もしましたが、ヴェルネル選手も4回転が決まれば大丈夫だという出来です。少し安心しましたね。
緻密なトランジッション故に一カ所崩れると連鎖的に崩れるというのを見せたのは、アボット選手。本当に難しいプログラムなんですが、要素2つがおじゃんになってしまうとやはり得点は伸びませんね…
ヴァン・デル・ペレン選手、手術後ちょっと回復が思わしくなく欠場もあったのですが、今回はとりあえずまとめてこられてよかったです。フリーの体力がちょっと心配なのですが、まずはムリせず、マイペースで最後まで滑りきってほしいですね。禿げ山の一夜、面白い動きが多くて彼らしいユニークなプログラムになってて好きです。
リッポン選手は、地元アメリカの大会は緊張してしまったのかもしれませんが、今回トリプルアクセルをなんとか降りてからは本当にうれしそうに伸び伸び滑っていましたね。彼はアクセルナシでジュニアチャンピオンになったくらい滑りの素性はいいので、こうやって乗ってくればもう恐いものナシです。私も、がんばってるね、よかったね、という気持ちです。本人としても、ここは何としてもアクセル成功するまで挑戦し続ける!という意地があるかもしれません。ジュニアでは挑戦できなかったからこそ、です。ジュニアでは、試合に勝ってアクセルに負けていた。誰がライバルというよりもトリプルアクセルがライバルって状態ですよね。フリーでは是非、クリーンなものが見たいです!
プレオベール選手も、シリアスな音楽を表現できるだけの滑りの滑らかさ、姿勢のよさができてきて、新しい彼の一面を見せていますね。やってることはリッポン選手よりハイレベルだったと思いますが、ジャンプの軸があまりきれいでなくて、ジャンプの加点がつかなかったのかもしれません。
李選手は4回転を決めたみたいですね。素晴らしいジャンプを持ちながら、彼は喘息などに苦しみ、フリーの4分半体力がもたなくなってきています。しかし中国の後輩達がなかなか育ってきてくれないというので、衰えを感じながらも懸命に後輩に手本を見せているようです。昨シーズンジュニアで活躍した関選手が今シーズンはなぜか出てきていませんが、呉選手、徐選手などもいいトリプルアクセルももっていることですし、発奮してほしいですね! フリーも彼ができることを見せてほしいです。

11/24追記
フリーの結果です。
1 Tomas VERNER            149.74 73.04 + 76.70 - 0.00
2 Jeremy ABBOTT        148.68 77.98 + 70.70 - 0.00
3 Alban PREAUBERT          147.48 79.98 + 67.50 - 0.00
4 Brian JOUBERT             144.68 69.48 + 75.20 - 0.00
5 Adam RIPPON               136.31 70.01 + 66.30 - 0.00
6 Sergei VORONOV       131.81 67.61 + 64.20 - 0.00
7 Kevin VAN DER PERREN  129.45 65.85 + 64.60 - 1.00
8 Artem BORODULIN       121.20 61.20 + 60.00 - 0.00
9 Kristoffer BERNTSSON   118.86 56.26 + 63.60 - 1.00
10 Alexander USPENSKI   111.64 55.64 + 57.00 - 1.00
11 Vaughn CHIPEUR       101.89 45.09 + 56.80 - 0.00
12 Chengjiang LI         100.65 46.15 + 54.50 - 0.00

ヴェルネル選手は4回転を決めてフリーでトップ。アボット選手は高い加点でTESを稼いで2位につけました。プレオベール選手は基礎点は抜群に高い(78.38)のですが、どうしても加点とPCSで負けてしまいますね。なぜアボット選手などの加点がこんなにも高いのかというと、ひとつには流れの中で要素を実施しているということがあります。ジャンプにしろスピンにしろ、要素の前も要素の後も同じようなペースで演技が続いていきます。プレオベール選手は要素の前はスピーディで好もしいと思うのですが、要素の後に「止まる」。織田選手はこの逆で、ジャンプの入りはやや慎重ですがジャンプの後はよく流れてスムーズに演技に戻っていきます。チャン選手はいいところ両方を兼ね備えています。女子では金選手がこれにあたります。ヴェルネル選手も、成功した4回転だけなら現役男子で一番美しいと思います。それくらい流れのあるものを降りている。
そして、スピードの中で要素を次々と決めていく人というのは基礎的なスケート技術が高い。これは佐藤信夫コーチが著書の中で述べていたことです。伊藤みどりさんはジャンプだけの選手と思われがちだったけれど、あのスピードであれだけ質の高いジャンプを成功させられるのは、基本的にスケート技術が高く安定しているということなのだ、と。ですからジャンプに加点のつく選手というのはたいがいSSも高くなります。SSが高いとPCS全体が高くなります。というのは、SSの高さというのはフィギュアスケートで第一に求められるものなんです。どんなに柔軟性があっても、どんなにジャンプ力があっても、どんなに腕や顔の表現が素晴らしくても、SSが高くなければ「屁のつっぱりにもなりません」。
とはいえ、難易度の高いプログラムをミスなくまとめていったということは、もっと評価されてもいいんじゃないかと私は感じます。まあ、私見ですから、もっと詳しい方には詳しい方なりの考え方というものがあるのだとは思いますが。

最終結果です。
1 Brian JOUBERT             230.78 86.10 + 144.68
2 Tomas VERNER            222.94 73.20 + 149.74
3 Alban PREAUBERT          219.08 71.60 + 147.48
4 Jeremy ABBOTT        217.48 68.80 + 148.68
5 Adam RIPPON               207.93 71.62 + 136.31
6 Kevin VAN DER PERREN  199.13 69.68 + 129.45
7 Sergei VORONOV       190.31 58.50 + 131.81
8 Kristoffer BERNTSSON   185.07 66.21 + 118.86
9 Artem BORODULIN       180.04 58.84 + 121.20
10 Alexander USPENSKI   174.24 62.60 + 111.64
11 Chengjiang LI         163.60 62.95 + 100.65
12 Vaughn CHIPEUR       161.49 59.60 + 101.89

GPランキングです。
Patrick CHAN          30pt 2戦終了 最高位1位 453.54
Takahiko KOZUKA   28pt 2戦終了 最高位1位 456.96
Brian JOUBERT      24pt 2戦終了 最高位1位 451.91
Jeremy ABBOTT       24pt 2戦終了 最高位1位 450.92

Tomas VERNER     24pt 2戦終了 最高位2位 428.42
Alban PREAUBERT   22pt 2戦終了 最高位3位 441.46
Evan LYSACEK          22pt 2戦終了 最高位3位 432.48
Ryan BRADLEY          17pt 2戦終了 最高位2位 388.37
Shawn SAWYER        14pt 2戦終了 最高位5位 406.54
Johnny WEIR            13pt 1戦終了 225.20
Stephen CARRIERE   13pt 1戦終了 217.25
Brandon MROZ        11pt 2戦終了 最高位5位 381.69
Adam RIPPON         10pt 2戦終了 最高位5位 382.75
Yannick PONSERO      9pt 1戦終了 208.97
Kevin REYNOLDS     9pt 1戦終了 204.89

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