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2008年12月10日 (水)

グランプリファイナル・女子シングル

12/11訂正
グランプリファイナル、女子シングルのシニア、ジュニア総合のエントリーです。
結果詳細ページはこちら

11日はジュニアのショートプログラムとなります。
滑走順はこちら
第1グループ
1 Diane SZMIETT         CAN
2 Angela MAXWELL       USA
3 Becky BERESWILL   USA
4 Amanda DOBBS         USA
第2グループ
5 Kanako MURAKAMI      JPN
6 Alexe GILLES           USA
7 Yukiko FUJISAWA        JPN
8 Kristine MUSADEMBA USA

もう嫌になるくらいアメリカの出場選手が多く、ヨーロッパからは一人もいないという悲しい状況。しかし日本勢二人は得点のポテンシャルからいけば優勝候補といってもいい二人。ただし、彼女らはまだ若年ですから調子の波が大きい(実は安藤選手は、ジュニア時代はジャンプの難度とともに安定感がウリの選手でした。真央選手は12才でシニアの表彰台に上がっていた選手ですし、彼女らと比べたらどうしても心配になるかもしれませんが、ジュニアはこれがいたって普通なのです)。どうなるか予想がつきません。

12日はシニアのショートプログラムです。
滑走順です。
1 Miki ANDO        JPN
2 Yukari NAKANO        JPN
3 Carolina KOSTNER  ITA
4 Mao ASADA        JPN
5 Joannie ROCHETTE CAN
6 Yu-Na KIM            KOR

これだけの選手がそろいましたので、3-3を跳ぶ選手が3-3を決めるかがショートの勝敗のカギです。3-2の選手に関してはジャンプをミスなく跳ぶこと。中野選手もロシェット選手もジャンプ以外の評価が高い選手ですから、それでも十分な得点が出せるはずです。あとは3-3の選手次第、というところはありますが、3-3の選手にちょっとしたジャンプのミスがあればひっくり返る可能性は高いです。
ただし金選手は地元であること、これまでのショートの流れのよさから考えると、ショートは3-3を決めたら勝ち!といってもいいかもしれません。真央選手が彼女に勝つにはジャンプを決めるだけでなく、全ての要素を流れよく(要素自体の質が高いだけでなく、要素の入りと出を滑らかに美しく)行い、なおかつ曲想をアピールしていかなければなりません。金選手の曲は観客の盛り上がりも期待できますが、真央選手はとにかく観衆をうっとりさせること! 月の光の安らぎに真央選手自身が身を委ねるように演じてほしいです。

12/13追記
まずは11日のジュニアショートプログラムの結果です。
1 Alexe GILLES        54.24 31.04 + 23.20 - 0.00
2 Kanako MURAKAMI     51.04 28.08 + 22.96 - 0.00
3 Angela MAXWELL     48.84 27.88 + 21.96 - 1.00
4 Becky BERESWILL      48.68 26.72 + 21.96 - 0.00
5 Amanda DOBBS      47.48 25.40 + 22.08 - 0.00
6 Diane SZMIETT      45.64 25.64 + 20.00 - 0.00
7 Yukiko FUJISAWA     44.48 24.20 + 21.28 - 1.00
8 Kristine MUSADEMBA   43.04 21.92 + 22.12 - 1.00

シリーズランキングでは上位だったムサデンバ選手と藤澤選手が残念なことに下位スタートとなってしまいました。しかし村上佳菜子選手はがんばりました。ダブルアクセルのダウングレードがあったようですが、気にせずどんどん強気で跳んでほしいです。ギルス選手はジュニアとは思えない大人っぽいムードの選手。そういう風格ある演技が評価されたのかもしれませんね。

そして昨日行われたシニアのショートプログラムです。
1 Yu-Na KIM       65.94 35.50 + 30.44 - 0.00
2 Mao ASADA          65.38 35.70 + 29.68 - 0.00
3 Yukari NAKANO    62.08 34.20 + 27.88 - 0.00
4 Carolina KOSTNER  55.88 28.80 + 28.08 - 1.00
5 Miki ANDO          55.44 28.60 + 27.84 - 1.00
6 Joannie ROCHETTE 50.48 23.00 + 27.48 - 0.00

金選手と浅田選手、ぱっと見たときは浅田選手の方が上かなぁと思いましたが、金選手の地元ということで、ちょっとGOEやPCSでおまけしたジャッジが何人かいたのかな、と思います。でも1点未満の差は順位としては同順と同じだと私はとらえています。ジャッジがその順位を意図したというものではなく、ちょっとの救済のつもりでの加点だったのではないでしょうか。浅田選手も、NHK杯よりは生き生きとはしていましたがやはりかなり慎重で、持ち味のやわらかさ、優しさが全身にあふれるようには感じられませんでした。そこで気難しいところを表面に出さない工夫ができれば、PCSでも金選手を上回れたのではないかと思います。
中野選手はあのNHK杯の失敗をしっかり克服してきました。よい滑り出しになりました。安藤選手は転倒こそあったものの、それ以外の部分が中国までよりとてもよくなっていましたねぇ。情感はあるけれど優雅さという点では他の同じレベルの選手に比べ課題があるな、と思っていた安藤選手なので、この曲想を上手に表現できるようになるのかちょっと心配がありましたが、だいぶ演技に流れができてきたと思います。フリーは音楽を変えたとのこと。サンサーンスのオルガンシンフォニーは非常に「かっこいい」曲なので、彼女に似合うだろうなと思います(楽章によっては真央選手に合うような安らかで美しいパートもあるのですが)。安藤選手は力強さを見てほしいと言ってましたが、曲のかっこよさを感じながらかっこよく演じてほしいです。
ロシェット選手は今年は安定していたと思っていましたが、今回はちょっと崩れましたね。このメンバーの中でトリプルトリプルは跳ばなければと張りつめすぎたでしょうか。コストナー選手はまあ、いつものことといってしまうのはかわいそうですが、跳べるときは跳べて跳べないときは跳べない選手ですからね。ツーフット癖が最近でてきたのは気になります。

今日はジュニアとシニアのフリー。シニアは特に盛り上がると思いますが、韓国のファンに負けないよう日本からも応援していきましょう。

12/14追記
ジュニアフリーの結果です。
1 Yukiko FUJISAWA      101.44 57.44 + 44.00 - 0.00
2 Becky BERESWILL     98.01 51.85 + 46.16 - 0.00
3 Kanako MURAKAMI   90.59 42.35 + 48.24 - 0.00
4 Alexe GILLES            90.25 44.17 + 46.08 - 0.00
5 Angela MAXWELL         82.91 39.51 + 44.40 - 1.00
6 Kristine MUSADEMBA  79.82 39.06 + 41.76 - 1.00
7 Amanda DOBBS     69.59 27.15 + 43.44 - 1.00
8 Diane SZMIETT           67.61 29.77 + 39.84 - 2.00

藤澤選手、フリーでは唯一の100点台を叩きだし見事トップ。しかしショートの遅れが響いて最終的には2位になりました。ベレズウィル選手と比べると、PCSでちょっと差をつけられているのがわかります。早熟な選手もいるわけですが、こういうところは年相応にゆっくり成長させていっても構わないと思います。村上佳菜子選手はジャンプのダウングレードに泣き惜しくも表彰台を逃しました。しかしPCSの評価は飛び抜けて高く、彼女のコケティッシュな魅力ある演技は十分に評価されただろうと思います。それぞれに個性的な日本人が活躍しました。
アメリカ勢大活躍な今回のジュニアでしたが、日本もやはり底力があるということを見せつけてくれたと思います。こんな二人が世界ジュニアの切符は逃しているんですからね!

そして、シニアのフリーです。
1 Mao ASADA          123.17 64.57 + 59.60 - 1.00
2 Yu-Na KIM       120.41 60.69 + 60.72 - 1.00
3 Joannie ROCHETTE  115.88 57.48 + 58.40 - 0.00
4 Carolina KOSTNER  112.13 55.45 + 57.68 - 1.00
5 Miki ANDO          102.81 47.45 + 55.36 - 0.00
6 Yukari NAKANO        99.85 44.17 + 55.68 - 0.00

真央選手は6分間練習を見てもトリプルアクセルにまったく危なげがなく、これは認定されるとしたら今かもしれない、という期待を持ちましたが、見事にそれを実行してくれました。本当におめでとうございます! 3-3が入りませんでしたが、それはまた次への課題ということで。一つ一つでも、前進しているならば決して無為な失敗ではありません。前進した結果次に取り組むべきことが見えてきた、ということです。
金選手も、地元の大声援の中大きな国際大会に臨むのは初めての経験だったでしょう。精神的な緊張は体の自由を奪い、消耗を激しくします。今回はちょっと後半元気がありませんでした。課題とされてきたスタミナを克服してきましたが、オリンピックのような舞台で力を発揮するにはそれだけでは不十分なのです。この経験がきっと彼女を大きくすると思います。
ロシェット選手は後半に畳みかけるジャンプシークエンスが今回はばっちりでした。最初のジャンプが決まらなかったときはどうなるかと思いましたが、やっぱりこの辺りがベテランの強さです。
コストナー選手はいつものような演技でいつものように表彰台、といいますか。ジャンプをクリーンに降りられたならどれほど素晴らしい演技になるだろうといつも思うのですが、だいたい夢に終わってしまいます…(笑)。
中野選手、安藤選手は、厳しくダウングレードをとられましたが、決して悪い演技ではなかったと私は思います。勝つためには真央選手がトリプルアクセルで取り組んできたようにジャンプの高さを上げてしっかり回りきることが必要でしょう。どれほど高難度の構成でも美しいジャンプでなければ今はどうしようもないのです。それでも、彼女らの挑戦は彼女らの中で大きな進歩へと繋がると思います。
特に、安藤選手。しばらく試合に入れていなかった4回転とセカンドトウループの両方を入れてきました。これは大きな自信になりますし、自分を客観的に見ることのできる一つの参照記録ができたということでもあります。真央選手も1度目では成功できなかったのです。しかし1度の失敗をその後に生かし切る力が真央選手にはあります。安藤選手も、ただ跳んだことに満足するだけでなく、次にこれを生かし切ってほしい。それは簡単なことではありません。普通の人は頭では課題がわかっても体がついていかないのですから。
しかし今は自分の体を自分で管理できるようになってきたという安藤選手ですから、自分のコンディションも含め、客観的に見ながら次への戦略を練っていってほしいです。

ジュニアの最終結果です
1 Becky BERESWILL      146.69 48.68 + 98.01
2 Yukiko FUJISAWA     145.92 44.48 + 101.44
3 Alexe GILLES            144.49 54.24 + 90.25
4 Kanako MURAKAMI   141.63 51.04 + 90.59
5 Angela MAXWELL         131.75 48.84 + 82.91
6 Kristine MUSADEMBA  122.86 43.04 + 79.82
7 Amanda DOBBS     117.07 47.48 + 69.59
8 Diane SZMIETT           113.25 45.64 + 67.61

シニアの最終結果です
1 Mao ASADA          188.55 65.38 + 123.17
2 Yu-Na KIM       186.35 65.94 + 120.41
3 Carolina KOSTNER  168.01 55.88 + 112.13
4 Joannie ROCHETTE  166.36 50.48 + 115.88
5 Yukari NAKANO    161.93 62.08 + 99.85
6 Miki ANDO          158.25 55.44 + 102.81

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