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日記・コラム・つぶやき

2008年8月25日 (月)

ジュニアグランプリシリーズが始まります

昨年度の選手権集計をまったくしていないうちに、新しいシーズンのISU公式試合が始まってしまいます…
今シーズンは大幅に出場枠を減らしてしまった日本男子勢、西野選手の活躍でなんとか踏みとどまった女子勢、今シーズンはどちらにとっても良いシーズンになるといいのですが。

今月27日から始まる第1戦のフランス大会は、男子、女子、アイスダンスの競技が行われますが、男子、アイスダンスへの日本勢のエントリーはなし。女子は優勝候補の西野選手、そして石川憂佳選手が参戦します。
西野選手のライバルとなるのは、ジュニアグランプリファイナルでメダルまであと一歩だったアメリカのムサデンバ選手。分厚すぎるアメリカジュニアの層の中で、世界ジュニアへの出場はできませんでしたが、パーソナルベストは143点台と、西野選手の149点に迫る選手です。
他に名前を知っている選手というと、ジュニアでありながらイタリアでコストナー選手、マルケイ選手に次ぐ三番手の地位を確立しているベルトン選手でしょうか。それに3月鈴木選手の優勝したエイゴンインターナショナルチャレンジ大会で3位となったアメリカのベレスウィル選手。
憂佳選手が彼女らに迫るような演技を見せてくれれば面白いと思います。
しかし何しろジュニアの大会ですから、どこの無名選手がいきなり大活躍するかはまったくわかりません。私もなかなか演技を見る機会のないジュニア選手の情報収集には長けていませんので…。

男子の有力選手は、チェコでヴェルネル選手の後継者として急成長のブジェジナ選手、ショートのトリプルアクセル解禁で勢いに乗りたいロシアのガチンスキー選手と、これまたジュニアグランプリファイナル好成績ながら国内大会で成績が出せず世界ジュニアの出場を逃したアメリカのマーバヌーザデー(で、はたして発音は良いのでしょうか?)選手。
さらに、昨シーズンは大躍進の関選手の影に隠れがちでしたが、ひそかに中国の新世代を感じさせる選手の一人だった楊選手、フランスでルシーン選手と次世代争いを繰り広げるアモディオ選手などが登場します。昨シーズンの成績はいまいちでしたが実績のあるアメリカのハルバーソン選手、小国カザフスタンから頑張っているデニス・テン選手なども要注目です。

男子の方が名前を多くあげていますが、それだけ男子の有力選手の方が長くジュニアにとどまるということですね。女子の有力選手は次々とシニアに上がってしまいますから。
ちなみに、アイスダンスのジュニア選手のことはさっぱりわかりませんです。すみません。

まあジュニアの大会ですし、ネットで動画が拾えなければ演技はまったく見られませんので、ここでは事前の有力選手紹介と結果、プロトコル紹介程度にとどめたいと思います。

(28日追記)

滑走順、順位やプロトコルへのリンクが貼られる大会の詳細ページができました。ちょこちょこと事前情報と変更点がありますのでご確認ください。
ロシアのガチンスキー選手がビザの取得が間に合わず参加を見合わせたそうです。
JGPはホスト国の招待制によるシニアグランプリとは違い、参加国(この場合はフランスではなくロシア)の連盟が選手を指名して派遣するものです。ミスだとすればちょっと日程調整のずさんさにびっくりしてしまいますが、まあミーシンコーチはノービスクラスの生徒をシニアのナショナル選手権に出場させるほどロシアでは力を持っているので、後半の大会に出させることは難しくはないでしょう。
もしかすれば国際情勢の影響なんかによる手続きの遅延もあったかもしれませんね…

2008年7月12日 (土)

DOI個人的感想その2

ドリームオンアイス放送BS版、録画して実況抜きのものをあらためて観ました。

地上波で放送されなかったぶんも堪能できました。シンクロも放送されてうれしい!

石川翔子選手
彼女は少し荒川さんに似た雰囲気がある選手だなぁと思っているのですが…。私はMOIで観たしっとりしたものの方が、このオリエンタルなプログラムよりは好きかな? このプログラムはややシャープでいて神秘的な表現が要求されるぶん、技そのものの美しさ、丁寧さがないとせっかくいい雰囲気を持った選手なのにそれが生かされない感じがします。情感表現が可能なプログラムであれば雰囲気だけで十分見せ場ができるのですが。スピンやスパイラルの入りや出などが丁寧になればぐっと彼女の大人っぽさが引き立つんじゃないかな? もしかしたらすこーし緊張していたのかもしれませんね。

羽生選手
かわいい。まだ肩とか上体がしっかりしていないので、首をほっそり見せる衣装の方が顔が小さく見えていいかな、と思いました。今の襟の形より少しタイトな方が。
あまりジャンプの調子は良くありませんでしたが、技のひとつひとつの型のきれいさはすでに持っていますね。表現力もある。ウィアー選手に似た、ポジションでしっかり見せられるタイプの選手です。こういう曲をジュニア1年生でしっかり魅せてしまうんだからなぁ。今後体型が変わってくるとどうなるか、という部分もありますが、基礎的な部分ではすごく期待が大きい選手です。

佐々木選手
おもしろい。彼は高橋選手の持つかっこいい踊り心と、織田選手の持つ観客とコネクトする力の、両方を持ってる選手ですねー。滑る楽しさがにじみ出るフットワーク、豪快でシャープなエッジのルッツ、へんてこなマンボの衣装でもノリノリになれちゃうノリのよさと、もう見どころ満載過ぎです。
こういうノリノリキラキラな曲を今回、彼と武田選手だけが演じたので、すごく存在感があった気がします。ぜひなんとかジャンプを身につけて、シニアでも活躍する選手になってほしい!

無良選手
ちょっと悪い子ぶったような、高3の素みたいな雰囲気のプログラム。トリプルアクセル連発に唖然とさせられるだけじゃなく、前屈みのインサイドイーグルでぎゅんぎゅん滑るところもワルっぽくて(笑)いい。もっとあざといくらいにおおげさにワルぶってくれてもいいんですが。昨シーズンはちょっとジャンプが崩れていたので心配したのですが、これだけ跳べていればまあシニアでも安心ですね。さすが長久保先生。しっかり立て直してくれました。
シニアに上がる今年はもっと違った無良選手も見たいです。とびっきりしめやかな路線とか…

鈴木選手
これぞ大人のタンゴだ! という「笑わない」タンゴ。音楽のスタイリッシュさだけに惹かれ無邪気にサロンで楽しんでいたヨーロッパ人のタンゴ、ではなく、本気の愛の駆け引きのテクニックとしてスタイルを研ぎ澄ましていったアルゼンチン人のタンゴの味というのでしょうか。前者は前者で貴族らしい洗練がありひとつのスタイルなのですが、タンゴの「魂」はやっぱりアルゼンチンにあり、です。以前水津選手の演技で触れた「無表情という表情」のお手本みたいな表情です。もちろん、目をつり上げて相手を睨み付けるのは無表情とはちょっと違うんですが。
男と女の間に火花が散るような、真剣勝負の「愛」を演じるタンゴ。彼女もさすがオトナというか芸の幅が広いです。ショートのエレガント路線というのもとっても楽しみです。

中庭選手
中庭流リリシズムというか、彼のホームポジションに帰ってきたという感じのほっとするプログラム。マンボはマンボですごく好きでしたけれど。それでも、いろんな音楽に触れるということは、すごく有意義だと思うんですよね。得意な分野の曲を聴いてもまた違った聴き方ができるようになり、違った魅力が出てくるようになると思うのです。
彼もまた、上手くなったように思います。ホームポジションに帰ってきても、以前と同じ彼という印象はありません。大げさに演じなくても、等身大の彼のままできちんと音楽が掴みきれている印象を受けました。スケーティングも大きくなったのかな?スケーティングが大きいと、それだけで繊細な表情が何倍にも増幅されますからね。

南里選手
これこれ、これが早く見たかった!昨シーズンの猪木はどうしても音楽自体の発展性がちと弱かったのですが、これはまさに国民的名曲! 素敵にならないわけがないじゃないですか!?
演歌っていうと何かダサいというイメージで切って捨てる方も多いと思うのですが、ヨーロッパの民族音楽だって同じように定型的だし、泣きメロでゆさぶるじゃないですか。わかっていても、私は素直に揺さぶられちゃいますね。その一つがハンガリーのロマの音楽「チャールダーシュ」(チャルダッシュとも)。「津軽海峡・冬景色」をチャールダーシュのアレンジで、と考えついた人はだれだか知りませんがすごいです。
で、演技はところどころ歌詞をもじったマイムをいれつつ展開するのですが…。暗い照明で表情が見えなかったのがよかったかもしれません。実際はちょっと照れていたかもしれませんがすごく素敵でした。そういえば、男の人が女心を表現する、というのは、演歌独特の文化ですよね。意識してかしないでか、宮本さんは男子選手に女性の曲を普通にあててる。実は、ネタに走っているようでいて「日本流表現」の一つを見事に掘りあてているのかもしれません。

というわけで、今回も好み全開で好き勝手書かせていただきました。本当にどの選手も、今シーズンの活躍が楽しみです!

2008年7月 1日 (火)

新年度です。

7月1日はISUの新年度の始まりの日。
今日から2008/2009シーズンが正式に始まりました。

実はアサインの発表があってから少し後に、新たなルール変更が決議されたそうなのですが、正式な文書としてでてきたものがなく、元々の議案書に否決されたものは線で消してある、というようなものしか公開されていません。きちんと読み込めばどれが可決されたかはわかるんですけれど、そこまでの気力もなく、きれいな文書、あるいは新しいファーストエイドなどの発表待ちを決め込んでいます。

総会の内容を伝えるレポートには2つ、アイスダンスで「フィンステップ」が新しいコンパルソリーダンスとして採用されたこと、そしてシングルのフリーから1つ要素を減らすという決議がされたことが書かれています。
この減らされる要素はスピンだという話です。これは議案書に元々スピンを3つにするという案がありましたから確実でしょう。
他にもいくつか可決されているようなのですが、その確認はまだしていません。

これは、要素をただ並べたプログラムではなく、フリーらしい、トランジションや要素の配置に自由がきくプログラムにしたいということなのだろうと思います。
新採点の生まれた経緯上、どうしてもテクニカルな部分の比重が大きくなっていましたけれど、今後はこうして自由さへの揺り戻しがどんどんくると思います。
あまりころころとルールが変わるのを不快に思われる方もいるかとは思いますが、どんな採点法でも「完璧」ということはありません。よりよいものにしていこうと努力すること、変化していくことはとても大切なことです。
また、変化とは同じ速度で同じ方向に進むだけとも限らないわけです。
いろんな価値観があって、その価値観を共存させるには、一方向への変化では必ず行き詰まります。
選手にとっては振り回されて大変な面もあるでしょうが、だからこそ、自分のやりたいこと、自分がいいと思うことを何より大切にしてほしいです。

今シーズンがフィギュアスケートの関係者、ファンたちにとって、喜び多いシーズンになりますように!

2008年6月30日 (月)

たまには演技のことを語ってみる・DOI編

日曜に、日本フィギュアの新しいシーズンの幕開けを告げるアイスショー「ドリームオンアイス」の放送がありました。できることなら生で観たいものですが、諸事情でいつもテレビ…。
普段演技の感想のようなことはこのブログでは書かない、というか、競技会のことを書くのって本当に難しくて、他の方のレビューなどを見て「よくこういう風にまとめられるなぁ」といつもうらやましく思っています。
けれども今回はショーですから、自分の好み全開で少し感想を書いてみたいと思います。
うろ覚えですがだいたい放送順…だと思うけど、うろ覚え。

武田奈也選手
放送開始時間を勘違いしていて、途中からしか見られなかった!録画をあとでじっくり見返したいと思います。
彼女はほんっとうにかわいいですよねー。音楽に合わせて体を動かすことに本当に歓びを感じている印象が伝わってくるんですよ。何よりもフィギュアスケートの歓びを伝えてくれるスケーターだと思っています。

水津瑠美選手
このエキゾチックなナンバー、雰囲気がとっても素敵で、彼女の美しさをとっても引き立てていると思います。ただ、テレビで見ているためか、もっと「うっとり」させるような幻想的なパートがあってもいいのかな、と思います。踊りでの「無表情」って「表情」なんですよね。どんなきつい動きをしていても、首の角度とか目線がぶれないというのは立派な演技力なんです。もっとそういう「演技」ができれば、よくなるように思います。ただ動きが変わっているだけではなくて、東洋の瞑想的なムードがあったら私の好みにドンピシャリなんですが。

小塚崇彦選手
選曲がユニークですね。肩肘張らずに楽しく演じられる感じで、いいと思いました。技術的にも遊びいっぱいでとにかく楽しい! フットワークは相変わらずのすばらしさ。
やっぱり、他のトップ選手に比べると踊る動作の洗練はまだちょっと…なんですが、そんなこと考えなくてもまず氷の上で自在に体が動くし、滑ってるだけで迫力と爽快感と出せるんですからこのフットワークとスケーティングは立派な芸術ですよ芸術!
まず、本人が楽しんでいる感じが見ていても和むし、よかったなぁと思います。

川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ組
リード組が欠場してしまったので、唯一のカップル競技選手になりましたね。川口選手、すごく柔らかい! 難しい技の一つ一つが滑らかで、しなやかな強さを感じるペアです。
本当に強い、世界で勝つペアを目指すなら、もう少し二人の化学反応的なものがあるといいのかなぁ。星占いで相性占いをするとき、二人のそれぞれのパーソナリティを比較する方法と、二人が一つのパーソナリティであると仮定して、一人の人物を占うように占う方法の2つがある、とある人に聞いたことがあったのですが、まだそういう「一つのパーソナリティ」のようなものが見えてこない感じがします。でも、若いカップルですから、これからそういうものが醸し出されてくるんだと思います。

村主章枝選手
かわいらしいプログラムで引き込まれました。彼女はどんなものをやっても一定の水準のものは演じてしまうだろうという安心感と、どんなものをみせてくれるのかというワクワク感という、併せ持っていたら最強の2つを持っていますよね。
このサーカスの少女のような雰囲気のもの、私個人としてはセクシーな路線のものより好きです。村主選手って、前衛的なものを演じたりもしますが、根っこはやっぱりリリシズムの人だと私は思っているので、そういうものが感じられるプログラムに帰ってくると、ちょっとほっとするんですよね。

サラ・マイヤー選手
実際には2部で演じたそうですが、この清涼感はもうクセになりますね。きっと濃密な演技の多かった2部で見たらさらにそのさわやかさが引き立ったと思います。
無理のない、苦しいところのない、まさに妖精のような、それでいて幼さもない、大人の妖精って感じですかね…。

織田信成選手
伸びやかなプログラムです。劇的なマリオ・カヴァラドッシの絶望が表現できているかはさておき、とにかくゆったりとしたテンポで朗々と演じるのがこんなにも似合うスケーターになるなんて、と、成長に驚いています。
私、織田選手のチャイコフスキーのフリーが結構好きで、もう少しこの路線を深めてくれたらうれしいなって思ってたので、選曲は好もしく受け止めました。この音の大きな流れに合わせて体を大きく使う、ストロークを大きく使うというのは、表現の幅を広げるいい練習になるでしょうね。

中野友加里選手
ウェストサイドストーリーの一曲。やはり美しいプログラム。本当にエキシビションの彼女はエレガントで、氷上でキラキラ輝いて見えます。
ただ、これは完璧に私の好みの問題なのですが、悲しいとか切ないとか、少し湿っぽいリリシズムが表現できれば、さらに演じるプログラムが多彩になると感じます。ここではないどこかを探す、そういう曲ですから、なんというか、泣かせてほしいなぁと思うんですよね。泣きだけが情感表現では、決してないんですけれど…。

西野友毬選手
シングシングシング。こういうコケティッシュな女性ボーカルがけっこうハマりますね! ちょっと表情とかが大人びてるからでしょうか。動きもそういう間をとれるようになったらもっと素敵になりそう。滑りはどんどん成長していますねー。この歳の女の子というのはどんどん上手くなってしまいます。

ジョニー・ウィアー選手
私このブルースのプログラム、好きです。彼の得意とするエレガントなヨーロピアンスタイルとは違いますが、別の方向に洗練されているしかっこいいと思います。何でしょう、動きや表情の付け方に、プルシェンコへのオマージュのようなものを感じちゃうんですけど。なんかちょっとした仕草でプルシェンコを思い出してしまう…でも、こういうブルースとかジャズとかは、ヨーロッパの選手より北米の選手の方がスタイリッシュで洗練されているんですよね。アメリカ人である彼ならではの洗練を見たように思います。

ステファン・ランビエール選手
ポエタを振付師のナハロさんと一緒に。もう、本当に何度見ても「これぞマスターピース」という気持ちにさせてくれます。「イヤァすごいモンを見た!」がいつも見終わった瞬間に思うことです。今回はまた趣向を変えたことで、さらにこのプログラムのアーティスティックな面が強調されて、もうノックアウトでした。

安藤美姫選手
もうそんなに私を心配させないでくださいな、と思いつつ応援せずにはいられない安藤選手。前フリの「生的なエロス」という言葉に「???」となりながらも見ましたが、いいプログラムです。
安藤選手の持ってる魅力自体が、ある意味生きるということの生々しい縮図なんだろうなと思います。弱くて、挫折があって、自分が情けなくなって、そういう気持ち、理想と現実のギャップがあるからこそ「愛欲」があるんですよね。ギャップを認識した上で、理想の方に歩んでいこうとする気持ちが「エロス」であり、生きるということなのでしょう。
本当に、彼女によく似合ったプログラムだと思います。ぜひ、彼女には大切に演じて、育ててほしいです。

高橋大輔選手
新しい振付師探しはどうなっているか少し心配していましたが、蓋を開ければ真っ先に競技プログラムを披露してくれたのが彼でした。いろいろな狙いがあったのだとは思いますが、まずファンを安心させることには大成功したのではないでしょうか。とにもかくにも、圧巻。技術的にもオフなのに完璧すぎる。
いろんな印象を受けるプログラムですね。濃厚であり、パワフルであり、ワイルドであり、隠微であり、エレガントでもあり、繊細ですらある。もちろんエロス満載。安藤選手のプログラムが「生」であり「正」ならばこちらは「死」であり「負」である…というような。モロゾフのプログラムはわかりやすさを身上とするゆえにここまでいろんなものをブレンドさせることはしなかったので、すごく新鮮です。まだ少し雑多な感じもするので、もう少し整理すべきか、それとも有無をいわせぬ説得力でねじ伏せるか、まだこれから調整していく、あるいは洗練させていくことになるのでしょうが、すごく期待しています。

浅田真央選手
先に何をしたとかすばらしかったとか聞いてしまったのがいけなかった。これは驚きと共に見たかったプログラムでした。
元々彼女の優美さはこれからよくなっていく一方だろうという確信はあったので、そういう点では予想通り、本当に見事な、美しいプログラムでした。タンゴという選曲についても、野心的で、彼女の成長を印象づけるには実にいいところをもってきたなぁと思いました。甘やかで強い、流れるようで歯切れも良い、自然体の彼女でも生き生きと、美しく演じられるプログラムで、さすがはタラソワと思いました。タンゴには激しい情念だけでなく、けだるいエレガンスも似合うということをよく知っているんですよね…。
本当にどんどん、レディになっていきますね、真央選手は。

他の選手の演技もものっすごい見たかった! ちらっと見ただけでも鈴木選手、南里選手の演技は素敵でしたし、佐々木選手のも面白そうだったし。BSに期待しております。

2008年6月18日 (水)

アサインでました・2

さてGPシリーズのアサイン、今回は男子を紹介してみます。

★スケートアメリカ
(5)ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン、(6)ジョニー・ウィアー、(7)エヴァン・ライサチェク、(13)セルゲイ・ダヴィドフ、(17)アダム・リッポン、(20)ケヴィン・レイノルズ、(21)小塚崇彦、(23)アドリアン・シュルタイス、(35)アンドレイ・グリアツェフ、(41)ショーン・ソーヤー、(43)クリストファー・メイビー、(52)李成江

★スケートカナダ
(4)ステファン・ランビエール、(7)エヴァン・ライサチェク、(8)ジェフリー・バトル、(10)ブランドン・ムロズ、(11)パトリック・チャン、(18)セルゲイ・ヴォロノフ、(19)ヤニック・ポンセロ、(30)ライアン・ブラッドリー、(31)カレル・ゼレンカ、(50)ウラジミル・ウスペンスキー、(74)南里康晴、未定(カナダ)

★中国杯
(1)高橋大輔、(2)トマシュ・ヴェルネル、(8)ジェフリー・バトル、(9)スティーヴン・キャリエール、(14)アルテム・ボロデュリン、(15)ジェレミー・アボット、(24)クリストファー・ベルントソン、(29)中庭健介、(32)ヴォーン・チピアー、(37)呉家亮、(63)徐明、(-)高嵩

★エリックボンパール杯
(3)ブライアン・ジュベール、(4)ステファン・ランビエール、(10)ブランドン・ムロズ、(11)パトリック・チャン、(12)アルバン・プレオベール、(16)関金林、(21)小塚崇彦、(26)グレゴール・ウルバス、(30)ライアン・ブラッドリー、(35)アンドレイ・グリアツェフ、(36)キム・ルシーネ、(100)ペーター・リーバース

★ロシア杯
(2)トマシュ・ヴェルネル、(3)ブライアン・ジュベール、(5)ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン、(12)アルバン・プレオベール、(14)アルテム・ボロデュリン、(15)ジェレミー・アボット、(17)アダム・リッポン、(18)セルゲイ・ヴォロノフ、(24)クリストファー・ベルントソン、(32)ヴォーン・チピアー、(33)アレクサンドル・ウスペンスキー、(52)李成江

★NHK杯
(1)高橋大輔、(6)ジョニー・ウィアー、(9)スティーヴン・キャリエール、(13)セルゲイ・ダヴィドフ、(16)関金林、(19)ヤニック・ポンセロ、(20)ケヴィン・レイノルズ、(23)アドリアン・シュルタイス、(25)アンドレイ・ルータイ、(27)無良崇人、(28)織田信成、(43)クリストファー・メイビー

と、こんな感じです。
今季はなぜか連戦を選ぶトップ選手が多いですね。アメリカカナダのライサチェク選手、カナダ中国のバトル選手、フランスロシアのジュベール選手とプレオベール選手。
アメリカカナダとかフランスロシアであれば、移動距離の少なさから理解できるのですが、カナダ中国は大変そうですね。おそらくは早い日程の中で他のシード選手との兼ね合いでこのようになったのではないかと思います。
その中国杯は、3人の現ISUチャンピオンが集まる白熱の大会になりました。あとはスケートカナダもワールドメダリストクラスが3人というエキサイティングな組み合わせ。
しかしその他の大会も、若手がどこまで世界の最終グループ常連に迫るか、楽しみな大会がそろっています。女子と違い、男子がシニアに上がってすぐ活躍するのは難しい。単に表現や基礎技術だけでなく、身体能力や高難度技術でも10代より20代の選手の方が優れているからです。ただ、シニア3年目くらいから、体も出来上がり精神的にも安定して、トップに食い込んでくる選手が出てきます。小塚選手やチャン選手、ヴォロノフ選手らがそういった歳にさしかかっています。誰がブレイクするか、非常に楽しみなところ。
もちろん、中堅やベテランの中段グループも、個性を発揮してトップに迫ってほしいところです。

コーチや振付師を変更する選手達がちらほら出てきていますが、オリンピックシーズンに向けて冒険できる最後のシーズンともいえますから、どの選手も守りに入らず、どんどん新しいものを取り入れて、予測のつかないようなおもしろいシーズンにしてほしいものです。

2008年6月17日 (火)

アサインが出てしまいました…

ぜんぜん更新できないうちに来季のGPシリーズのアサイン発表です。
今後辞退者などが出て少しずつ変更されていきますが、とりあえずは主催側の第一希望が出たという感じですね。
こちらがそのページ。まだ開催国の選手に一部決まっていない枠があります。

今回はまず女子のエントリーを見ていってみましょう。順番は国籍のアルファベット順からISUランキング順に改変してあります。

★スケートアメリカ
(2)金妍兒、(4)安藤美姫、(5)中野友加里、(8)キミー・マイズナー、(15)長洲未来、(18)レイチェル・フラット、(20)ミラ・リュン、(21)ヴァレンティナ・マルケイ、(22)スザンナ・ポイキオ、(32)トゥーバ・カラデミル、(60)アンネッテ・ディトルト、(72)劉艶

★スケートカナダ
(3)カロリーナ・コストナー、(6)キャロライン・ジャン、(10)ジョアニー・ロシェット、(11)キーラ・コルピ、(13)ジェニ・ヴェヘマー、(16)村主章枝、(19)ベアトリサ・リャン、(26)武田奈也、(31)ミレーネ・サムソン、(35)アリッサ・シズニー、(39)ジェンナ・マコーケル、(56)シンシア・ファヌフ

★中国杯
(2)金妍兒、(4)安藤美姫、(7)サラ・マイヤー、(9)ユリア・シェベスチェン、(12)アシュリー・ワグナー、(14)ラウラ・レピスト、(20)ミラ・リュン、(22)スザンナ・ポイキオ、(30)アレーナ・レオノワ、(51)カトリーナ・ハッカー、(72)劉艶、(99)王月人

★エリック・ボンパール杯
(1)浅田真央、(6)キャロライン・ジャン、(10)ジョアニー・ロシェット、(11)キーラ・コルピ、(17)エミリー・ヒューズ、(19)ベアトリサ・リャン、(21)ヴァレンティナ・マルケイ、(24)エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ、(33)許斌姝、(61)アナスタシア・ジマツェディノワ、(84)グウェンドリーヌ・ディディエ、(-)キャンディス・ディディエ

★ロシア杯
(3)カロリーナ・コストナー、(7)サラ・マイヤー、(8)キミー・マイズナー、(9)ユリア・シェベスチェン、(13)ジェニ・ヴェヘマー、(16)村主章枝、(18)レイチェル・フラット、(23)エレナ・グレボワ、(26)武田奈也、(69)ニナ・ペトゥシコワ、(73)キセニア・ドロニナ、未定(ロシア)

★NHK杯
(1)浅田真央、(5)中野友加里、(12)アシュリー・ワグナー、(14)ラウラ・レピスト、(15)長洲未来、(28)金娜英、(50)カタリナ・ゲルボルト、(51)カトリーナ・ハッカー、(56)シンシア・ファヌフ、(60)アンネッテ・ディトルト、(61)アナスタシア・ジマツェディノワ、(66)鈴木明子

いかがでしょう?
個人的にはスケートアメリカの激戦が気になります。ジュニアから上がってきた二人はいわばトリノ後の金妍兒選手のような格好。二人とも技術的にはすでにかなりの域にありますし、あとはシニアに上がってどのような表現を身につけていくかというところの勝負になりそうです。といっても、今からでは予想もつかないというのが正直なところ。若い女子選手達は一夏でおおいに成長しますし、中野選手もプリンス所属になりこれまでできなかった質の練習ができるようになっていると考えられます。安藤選手の体調だけが心配ですね。
NHK杯への鈴木選手のエントリーは、個人的に非常にうれしいです。大きな国際大会は本当に久しぶりだと思いますが、のびのびやってほしいですね。

エントリーではアメリカ選手の数がさらに増えましたね。本当にこの層の厚さ、恐ろしいです。同じスケート年齢の3人娘が強烈すぎますね。しかし、年上の選手達にもここは意地を見せてほしい!と思います。

皆さまの注目大会、注目ポイントも、よろしければ教えて下さい。